くりっく365とは?
◇外国為替証拠金取引とは?
まず、くりっく365の説明をする前に、外国為替証拠金取引(FX)について簡単に説明したいと思います。
「外国為替証拠金取引(FX)」とは、投資家が取引業者に一定の「証拠金」を積むことにより、信用供与してもらい、預けた証拠金以上の金額の外貨を売買することが可能な取引です。
つまり、外国為替証拠金取引とは、少ない投資資金で、大きな外貨を売買できる外貨取引のことです。
外国為替保証金取引、外為証拠金取引、FXなどと呼ばれる場合もありますが、全て同じものです。
FX業者によっていろいろですが、取引の単位は、だいたい1万ドル(1万通貨)で、それを10万円程度の証拠金で取引できるのが特徴です。
外国為替証拠金取引では、為替差益と金利という2つの利益を狙うことができます。
1.通貨間の金利差(スワップ)
金利は、為替証拠金取引では、「スワップポイント」と呼ばれています。正確には、通貨間の金利差を利子という形で受け取ることのできる仕
組です。
2.為替差益
為替差益とは、「安く買い、高く売る」または、「高く売り、安く買う」といった相場の変動を利用した売買から得る利益のことです。
外国為替証拠金取引は、証拠金をもとにして数倍の通貨の取引が可能なものです。
【例】 10万円の証拠金で、100万円分の外貨を保有。
※レバレッジ(てこ)が10倍ということ
この場合、為替差益も、スワップも、10万円にではなく、100万円の外貨に対して、計算される。つまり、10万円で100万円分のスワップも為替差益も受け取れる。
ですが、思惑とは違い、為替レートが逆に動いてしまった場合は、損もレバレッジがかかってしまうので注意が必要です。
◇ 外国為替証拠金取引のメリット
■小さな資金で大きな取引ができる(レバレッジ)
■スワップと為替差益の2つの利益が発生する
■外貨預金より手数料が安い(10分の1程度)
■外貨預金と違い、いつでも売買可能(途中解約という概念がない)
◇ くりっく365とは?
外国為替証拠金取引には・・・
「公設市場で行われる取引所取引(くりっく365)」、「業者との相対で行われる非取引所取引」があります。
非取引所取引は、金融先物取引法の基準を満たした業者であれば取扱ができるが、取引所取引の取扱は「金融先物取引法と取引所の基準の両方を満たした業者」のみが可能となります。
◇ 取引所取引(くりっく365)と非取引所取引の主な違い
・取引価格
取引所取引(くりっく365)では、複数の金融機関(マーケットメイカー)が提示する売買価格のうち顧客に最も有利な売買価格が適用される。売買価格、取引状況などが開示されるため、透明性の高い価格で売買可能です。
・取引の相手方
取引所取引(くりっく365)では、取引所が取引の相手方となる。万一業者が破綻しても、取引所取引で保有しているポジションについては、未決済の利益を確定すること、他の業者にポジションを移管することが可能。
非取引所取引では、業者が取引の相手方となります。万一、業者が破綻した場合、取引の相手方がいなくなるため、未決済の利益については確定できない可能性がある。(FX業者によります)
・税金について
取引所取引(くりっく365)では、取引による利益は雑所得に区分される。(申告分離課税方式が適用され、税率は一律20%です。)
有価証券先物・商品先物等との損益通算や損失の翌年度以降3年間の繰越を行うことができます。
非取引所取引では、取引による利益は雑所得に区分される。(総合課税方式が適用されます。税率は所得により異なり、最高税率は50%)
有価証券先物・商品先物等との損益通算や損失の翌年度以降への繰越は行うことができない。